作り手の紹介
兼田 昌尚
1953生まれ。
東京教育大学教育学部芸術学科彫塑専攻卒業、
筑波大学大学院芸術研究科美術(彫塑)専攻修了。
「刳貫技法」を用いた独自の作陶制作を続ける。
ブルックリン美術館、サンフランシスコ美術館、
横浜総合美術館など作品収蔵、受賞歴多数。
坂倉 善右衛門
1969生まれ。
十代目 坂倉善右衛門。
日本伝統工芸展入選(3回)。
2021山口伝統工芸展山口支部長賞受賞。
江戸時代から七代目五郎右衛門の代を最後に、一度作陶の火を消したが、2006年に火を消した窯を再び蘇らせた陶芸家。
面取り技法の焼物、織部風デザイン、立体的・流動的に曲線を追及した彩色皿など、用の美にこだわり創作。
下瀬 信雄
1967年、東京綜合写真専門学校を卒業後、萩に帰る。以後萩を拠点に活動、ニコンサロンなどで多数個展を開催。
2015年写真界の直木賞と言われる土門拳賞受賞。 2019年には山口県立美術館で開館40周年記念事業として、下瀬信雄展「天地結界」を開催。
日枝 陽一
日枝玉峯堂4代目。
東亜大学デザイン学部デザイン科卒業、
東亜大学大学院総合学術研究科デザイン専攻修了。
原石の採石から製作を一貫して行い、採石を専門としていた初代の流れを受け、質の良い原石を使用した作硯が特徴。
日本伝統工芸展入選(12回)、その他受賞歴多数。