お手入れについて

+

萩焼を使うときの注意点

ざんぐりとした土味を特徴とする萩焼は、透水性が高く、貫入(※1)から水分が浸み込みやすく、使用しているうちに色味が変化してくることがあります。これを「萩の七化け」ともよびますが、手入れを怠るとカビが生じたりもします。

※1 貫入とは・・・萩焼の粘土は、耐火度が高く、高温で焼成するため、粘土の粒子間に微妙な空間が残り、水分を吸収してしまいます。 焼成後、温度がさがるときに、素地よりも釉薬の縮みが大きいので、釉薬面に細かなヒビ割れが生じることが特徴で、これを「貫入」と呼びます。

<使う前>
半日ほど水にひたしてその後十分に乾燥させてから使うと、長く使うことができます。
貫入のある器は、使う前に十分吸水させることで料理の水分や油分が浸み込むことを防ぎますが、変化を早く楽しみたい方は、そのままご使用いただいた方がより早く「萩の七化け」を感じることができると言われています。
初めて使うときには水分が浸み出してくることがあります。
※しばらく使用しても止まらないときは、重湯(おもゆ)や濃茶を入れて一日くらい置いておくとよいといわれています。

<しまうとき>
使用後は手でよく水洗いし、布巾で拭いた後、十分に自然乾燥させてから収納してください。
萩焼はやわらかく欠けやすいため、電子レンジ、食器洗浄機・食器乾燥機のご使用はお控えください。
※商品によってはご使用になれない物もございます。
+

大内塗漆器の扱い方について

盆や椀・箸などの生活食器は、ご使用後洗剤を付けて洗ってください。 模様や金箔を傷つけないようにするには柔らかい素材の布で洗って頂いた方が良いでしょう。また、洗った後も水気を布で拭き取っていただくと漆のツヤ・光沢が長持ちします。 電子レンジやオーブン、食器洗浄機・食器乾燥機ではご使用にならないでください。

大内人形の扱い方について

直射日光や極端な高温、冷暖房による乾燥は、表面のツヤ・光沢が損なわれる恐れがありますので避けて飾ってください。 乾燥が気になる場合、コップ一杯のお水を近くに置いておくと良いでしょう。また、ほこりや汚れが気になる場合は、柔らかい素材の布で軽く拭き取ってください。油分を含んだ化学雑巾などで拭くと汚れやシミが残る場合がありますのでご使用にならないでください。
+

使用後は20〜25度のぬるま湯で優しく手洗いし、水分を拭き取ってください。その際、毛羽立つのでゴシゴシ拭かないようお気を付けください。陰干しした後、温度変化の少ない場所(硯箱や木箱)で保管します。 墨下りが悪くなったら、泥砥石(目立て石)で墨堂を研磨してください。お買い上げいただきました硯には泥砥石をお付けしています。

+

手洗いした後、自然乾燥させてください。食器洗浄機・食器乾燥機は使用しないでください。玄武岩ガラスは耐熱ではございません。